子宮内膜症とかの手術してきた(その1)

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病院選び

病院を選ぶにあたって、実家の方で手術を受けるのか、同棲中の現在の家で手術を受けるのか、少し悩んだ。

条件としては、下記を考慮した。

  • 産婦人科及び腹腔鏡手術の専門医であり、実績が豊富にあること
  • 信頼ができる人柄、病院であること

そこで、信頼するとある女性のMさんに、相談したところ、共通の知人である産婦人科の方Kさんに聞いてみたらどうかと言ってくれた。そして、Kさんから、Sさんを紹介してもらい、まさに、Sさんが責任者をしているC病院に、全国有数の腹腔鏡手術の産婦人科の名医がいることを教えてくれた。Sさんとは、その話をする数日前に、一緒にボランティアをしたばかりだったので、不思議なめぐり合わせだと思った。

病院を私は決めた。実家の病院も検討していたが、そもそも普通の生活をしながらの通院は難しいと感じた。手術当日だけ行けばいいならいいが、何度も通ったり、その後の経過観察もあると思うと、実家での手術は現実的ではなかった。

しかも、腹腔鏡手術は、入院期間が短く、復帰が早いので、入院期間中の介護や実家での介護などは不要と感じたからだ。実際、1週間程度の旅行と考えれば、衣類も洗濯物をせずとも持っていけるレベルだ。

ということで、C病院に決めた。

C病院での同意書を交わすまでの流れ

通院したのは、3回くらいだったと思う。MRIの検査は別の病院で行った。
検査をもって、手術の詳細の説明がある。全身麻酔で行うため、立ち会う家族は当日、病院に居なくてはならない。もちろん手術室に入ることはしないので、患者の入院している部屋で1〜2時間待つことになる。
もし、手術で問題が起きたときや判断が必要なときに、当の本人は麻酔で会話ができないため、家族が判断をすることになる。

1回目の通院(12月1週目)

「経腟超音波検査」を再度行い、手術スケジュール候補を教えてもらった。なんと、直近は、クリスマスの25日に空きが出ているとのこと。あとは、1月はポツポツと空いていて、2月はだいたい空いているらしい。

早ければ、25日にしてしまおうかと思ったが、クリスマスに手術って、悲しくない?!!と思った。年末年始の時期に入院というのも微妙だと思ったし、年末年始のスケジュールもある。しかし、友人たちに早めにしたほうがいいと思うよ、自分の体を優先したほうがいいよ、と心配する眼差しを向けてもらって、入院を決めた。お客さんとの打ち合わせをずらしてもらったり、友人と年末に集まる約束があったが、入院日と重なるため、キャンセルするなど調整したが、そこまで問題となることは無かった。病院選びで相談した、Mさんのセミナーのおかげで、その事実を私はよく知っていたため、なんの抵抗もなく調整は終えることができた。

2回目の通院(12月3週目 前半)

意外と、決めたら早いもので、MRIの通院日、次のリュープロレリンの注射の日を同じ日にしてもらい、病院をはしごした。ついでに、X線写真と、血液検査を行った。
MRIは、食事制限があったのと、服を着替えるのが面倒だったが、ただ、じーっとしていれば終わった。金属類が無いかだけ意識していれば、あとは痛くもなく、注射されることもなく。ただ、音がうるさいけど、ヘッドホンをしていたので、問題なかった。思ったよりも、かなり狭い場所に入る(目の前が天井)が、目をつむっていれば、問題ない。下半身の撮影のため、上半身は身動きとれるため、鼻を掻いたりはできる。下半身をベルトなどでしっかりと固定しているので、私は骨盤にうっすらと跡が残って痛かったくらいだ。もちろん跡は服を着替えているときには消えていた。MRIの書類は、3回目の通院までの日数がなかった関係で、私自身が持っていった。MRIの画像は40分くらいで仕上がるので、窓口の人に声をかけて、病院の外に出てご飯を食べた。なにせ、朝から何も食べていない。

3回目の通院(12月3週目 後半)

MRIの結果をもって、親と一緒に手術の流れの話を聞いた。(父、母どちらも来てくれた)
実際の術野の様子を動画で見せてくれたりしたので、内容は理解できた。苦手な人は苦手かもしれない。私はなぜか、彼が「医龍」やら「救命病棟24時」やら「ドクターX」やら「チーム・バチスタの栄光」やらを見ていたので、「おおーこれが本物か〜」と感動していましたけどね。彼は、医療ドラマ好きなんだね。

限度額適用認定証

もう一つ気にしなくてはいけないのは、お金だ。
2回目の通院時に、病院から資料をもらって初めて知ったが、会社から「限度額適用認定証」をもらえば、支払う自己負担は限度額までになる。この認定証をもらう手続きが必要だった。お勤めの人なら、会社に言えばいいが、私は一人株式会社なので、自分で手続きする必要がある。しかし、ペライチの書類を普通郵便で送るだけなので、至って簡単である。社労士に頼む必要もない。取得して、3営業日くらいで届いて、3回目の通院時にわたすことができた。入院前に必要なので注意だ。

参考
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口(※1)に提示すると、1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額まで(※2)となります。
※1 保険医療機関(入院・外来別)、保険薬局等それぞれでの取扱いとなります。
※2 同月に入院や外来など複数受診がある場合は、高額療養費の申請が必要となることがあります。保険外負担分(差額ベッド代など)や、入院時の食事負担額等は対象外となります。

医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151

最終説明を終えてからの入院に向けての準備

通院までの準備は、前日にバタバタしたくないので、一週間前から始めて、その前の土日には終えていた。仕事の納期が入院当日の前日だったので、余裕をもってできないと判断した。

ここからは気分を変えて、持ち物で〜す♡

必須の持ち物

同意書関係

同意書は印鑑必須。父に病院の待ち時間にすべて書いてもらい、印鑑は私の方で用意して押した。自分の分も家に帰ってからすぐに作成して、当日持っていくかばんに放り込んだ。

前開きのパジャマ

私ね、パジャマは持ってないの。前開きのものという条件有り。
無いわ〜そんなもん!ちなみに1着で良かった。普段着ないから、安くて、可愛くて、裾の丈が長いやつという条件で、選んだ。おすすめのかわいいパジャマ〜♡
裾の丈が長いパジャマって、マタニティや授乳用のスリットがあって、いかにも…な感じのものが多いけど、これならまぁ、かわいいし、普段お部屋で着てもいいかなって思った。1着という指定も無かったので、2着買った。結局、入院時の着替えとして、活躍してくれたのでよかった。裾長いと下に履くもの選ばなくていいので、ピンクのは、後述の「復元ウォーマー」と合わせて履いた。

持っていってよかったもの

旅行かばん

キャリーバッグがいい。ホテルとは違い、日用品が意外と、かさばる。足りなければ、キャリーオンバッグで。ピンクかわいい。
   

ノートとペン

暇なときに、考え事をアウトプットできる。

iPad mini

You tube見たり、Amazon prime video見たり。

ブルートゥースイヤフォン

動画や音楽を聞いていて、看護婦さんなどの入室があったとき、慌てて止めるというのが大変。止めなくてもいいんですけど。なんとなく、気が散ってしまうので、イヤフォンで聞いて、さっと取り外しができるものがいいですね。だから、一体型のものがいいかな〜と思いますが、お好みで。

日頃読みたいと思っていても読んでいなかった本

ビジネス書ではなく、別世界に行ける小説系。
はかどる、はかどる。
今回のお供はこれ。

友人にもらった、すごいズボン

すごいズボンとは、「復元ウォーマー パンツ – ルーヴルドー」
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復元ウォーマー パンツ – ルーヴルドー
https://www.louvredo.com/life/pants/

これ最高だった。手術の傷に触れないで、お腹全体を暖かく包み込んでくれて、半ズボンだから暑くならない、でもお腹はしっかり保温してくれる。最高のグッズでした〜♡看護婦さんからも何度か「これなに〜?」と興味をもってもらった。

持っていけばよかったと思ったもの

もっと持っていけばよかった。でも、続き読みたい!ってなるから、日常生活に戻っても原動力になるかも?

クッション

手術後は、寝返りがうまくうてず、腰や肩が痛い。病院の枕を当ててもらったけど、もっと軽い抱きぐるみみたいなクッションがあれば、もっと軽減できたかも。後、手術中に待ってくれる親がソファーで快適に過ごすにも、クッションあったらいいね。

こういう、やわらかくて、軽い「しろたん」とか・・・この子は、手術後のお見舞いに来てくれました。名前はぱんみ。

マッサージャー

とにかく、手術後は、肩こりがすごい!!肩をマッサージできるものを持っていくといいでしょう〜
こういう、持ち運びできて、寝っ転がって使えるやつがいいと思います。
ちなみに、プレゼントしても非常に喜ばれる代物です。

湿布

これも同じくの理由で・・・。肩こりマジでひどい。湿布家にあるのにな〜と思いながら。病院でくれるかもしれなかったけど。私のおすすめの湿布はこれ。パスタイムA。生理前の頭痛とか、すっごい効く。臭わないし、薄いから目立たないし、たっぷりはいっていて安い!個包装で、1包装が薄いから、旅行とかでも便利。ニオイ移りも少ない。これと、頭痛薬で一発で頭痛が治る。

半袖かノースリーブのTシャツか、ゆったりめのワンピース

病院内って、基本的に免疫力を上げるためなのか、産婦人科だから、新生児のためなのか、めっちゃ暖かい。つーか、普通の冬服でいたら、暑い。私は寒いといけないな〜と長袖メインで行ってしまった…。確かに、外気温が下がる日は寒くて、長袖活躍したんだけど、基本的には暑かった。ノースリーブと半ズボンがめっちゃ活躍した。あまりにもセクシーすぎたので、看護婦さんを驚かせてしまうのであった。だから、半袖あったほうがいいね。

という感じで、当日を迎えた。