新婚ですが、一人暮らしも長いので、自炊とは背中合わせの時を長らく過ごしてきました。

料理をし始めて、4年もたっているのに、私の料理は、恐ろしく時間がかかっていました。

不器用だったんですね。包丁さばきは最悪で、夕飯のきんぴらごぼうは、気づいたら深夜2時になっていました。

ささがきや千切りが本当に苦手で、料理とはなんて時間のかかるものなのだろう、

自炊している人って本当にすごいと思っていました。

 

自炊とは、私が思うに、下記の能力が磨かれ、問われます。

 

能力1:食と健康に興味をもち、優先順位を上げること

食がおろそかになるのは、自分を大切にしないこと。

そして、自分に与えることに幸福を感じること。

 

能力2:包丁さばき。技術力。

やはり、包丁がうまく扱えるだけで、料理のスピードが変わります。

 

能力3:信頼できるレシピと忠実さ

レシピが適当なものだったり曖昧なものだと、

おいしいものができません。

初心者は勝手にアレンジを加えると大抵失敗します。

 

能力4:材料の管理能力

今ある材料で何ができるのか考えられるようになるには、

ある程度のレシピが頭に入っていないと難しいですが、

今ではGoogleに聞いてしまうという手もありますね。

そして、食材を捨てる羽目にならないように、

消費期限になる前に食べる計画性が必要です。

 

能力5:多少ゆる〜く、継続できるように

すべてを一から手作りはハードルが高すぎます。

DASH村になりかねません。

また、すべて国産!すべてオーガニック!にしてしまうと、

いきなりハードルが高いです。

できる範囲で、継続できる方法をとりましょう。

 

一番困るのは料理する時間が持てなくなってしまうこと。

そうすると、あっという間に食品が駄目になってしまいますよね。

それだけは避けたい!と思い、最悪平日5日間、料理しなくても大丈夫なようにしておくのがコツです。

冷蔵庫開けるのが怖くなるのは嫌ですもんね。

 

そこで役立つのが、冷凍しておくことです。

 

ズボラの私の冷凍ルール

冷凍庫は広くありません。一人暮らし用のをそのまま結婚後も2人で使っています。

なので、有効活用するために、これは冷凍がおすすめ!冷凍しておいたほうがいい!

というのをまとめてみたいと思います。

 

冷凍に便利なグッズ

ごはんタッパー

ビニール袋(小)

クリップ

 

 

冷凍おすすめ食品

1.ごはん

炊飯は、一気にたくさん炊いたほうがおいしいのと、

冷凍しておけば、レンジでチンするとできたてのごはんになります。

1食分丸いタッパーに入れておけば、チンしてひっくり返せば、

ワンプレートの時の成形いらずです。

1つ120g〜140gにしておけば、食べすぎの心配も無し!

 

2.お肉・魚

お肉は、できるだけ冷凍しておきます。

豚肉や牛肉は、ビニール袋(小)に料理1回分で使う量を入れます。

1回分がわからない方は、ひとつかみずつ入れて下さい。

多少量がばらついている方が、実は使い勝手がいいです。

その料理の量に合わせて選べるので、都合がよかったりします。

ビニール袋を裏返して、手を入れて手袋状にします。

お肉をつかみとり、手袋をはずすように裏返したビニール袋を元に戻します。

そうすると、手やトングを汚さずお肉を小分け包装できます。

本当はお肉も、タッパーなどを使って使い捨てのプラスチックを出したくないのですが、

スペースが無いのと、洗剤で洗う手間がかかるので、やむを得ずビニール袋です。

ラップではない理由は、ラップだと解凍した時に汁漏れをしてしまう可能性が高いので、受け皿が必要になり、

洗い物が増えてしまうためです。

ビニール袋の口はしっかり閉じておきましょう。ただ、開封しやすいように、

「引き解け結び」という縛り方が便利です。

Screenshot of lifeplatinum.net

 

鶏肉も、まるまる同じように冷凍します。

切ってから冷凍しても良いです。

切ってから冷凍すると、解凍してそのまま鍋やフライパンにいれることができます。

切らずに冷凍すると、半解凍状態までチンしたら、鶏肉が切りやすくなります。

おすすめは、まるごと冷凍し、半解凍して、使う分はお好みの大きさに切り、残りを細かく切っておくと、

次に使う時に、そのままチャーハンやチキンライス、パスタの具として使えますので、ついで切りをしておくと良いです。

再冷凍になるので、気になる方は、切ってから冷凍を♪

 

この作業を、買い物から帰ってすぐやるか、土日のどちらかにまとめている人もいますが、

なまけものでずぼらな私は、その日の夕飯時の調理時間でやってしまいます。

お肉を使ったタイミングでぱぱっとビニール袋に分けてしまいます。

いちいち、下準備やつくりおきの時間をとるのは、私には難しいです。

だから、その食材を使った料理の時に、ついで調理をします。

もし、その食材を使う機会がないという時は、キッチンに立ったついでにやっちゃってください。

 

3.油揚げ

油揚げは、安いけど量が入っているので、賞味期限切れになってた・・・ってことありませんか?

油揚げは、冷凍しておくといいことづくめです。

まず、冷凍すると日持ちします。味も全く変わりません。

そして、凍って固くなると、手で割ることができます。なので、刻まずに、手で割り入れてしまうことができます。

手で割ることで、味しみもますますよくなりますし、包丁で押しつぶされないので、ふんわりとボリュームも出ます。

 

4.きのこ

きのこは、日持ちしますが、冷凍庫に入れても味が変わらない食べ物です。

しめじやえのきは石づきをとって、ほぐしておき、まいたけもほぐし、下処理をします。

これも、すべて使う時についでにやっちゃってください。

ビニール袋にいれて、クリップで止めれば、ポイポイ味噌汁や炒めものに足すことができます。

安い時に大量に買っておくと、ヘルシーにボリュームアップできます!

 

5.中華めん、袋うどん

中華めんや袋うどんって超安くておいしいですよね。日持ちしませんが、冷凍しておくといつでも美味しく食べられます。

しかも、冷凍のラーメンやうどんよりも安いのです。

解凍は、レンジで2分チンすれば元に戻りますので、ぱぱっと料理を作りたい時は重宝しますね。

シメのうどんやラーメンに使ってもいいです。

 

6.味噌

味噌も冷凍しておくと良いです。

新鮮な状態で保存できます。

さらに、味噌を冷凍すると良いこととしては、

味噌汁を作る時に、味噌を溶かすと思うのですが、

味噌を凍らすことによって、味噌がすぐに溶けるので、

溶かすのが楽ちんです!

しかも、味噌は、凍らしてもカチコチに固まらないので、

箸やスプーンで簡単にすくえます!

 

7.野菜類

基本的には野菜はあまり冷凍しない。

しんなりしがちなのと、冷凍庫は、5番までで、もういっぱい・・・。

 

にんじん、大根、かぼちゃは、冷凍すると、味しみがよくなります。

1本を、味噌汁用、煮物用、おでん用などで切り分けておくと便利。

トマトは、冷凍すると湯剥きのように皮が簡単にめくれます。

熟れすぎちゃったら、冷凍しておくと加熱調理にはおすすめ。

 

葉物やレタスも冷凍できますが加熱予定のときだけ。

レタスチャーハンやスープに入れるのであれば問題なし。弱ってきたら迷わず冷凍!

ピーマン、なすは、しんなりしがち。ぱりっとした味わいを楽しむ中華料理には不向きです。

きゅうりもできますが、塩もみしたみたいになります。ありっちゃーあり?

 

●●セットみたいに、いろんな野菜を混ぜておく方法もあるけど、個人的には別々が良いと思う。

ある程度自由性は残しておかないとイレギュラー対応できない。

 

冷凍しなくてもいいもの(日持ちのするもの)

キムチ(保存がきくからウチでは常備しています)

キャベツ まるごと買って、外側から使うとかなりもちます。芯は途中からくり抜いて、湿ったペーパータオルつめて。

白菜 これもキャベツと同じく外側から使って。

 

冷凍すると味が変わってしまうもの

× こんにゃく(こんにゃくは冷蔵じゃなくてもいいものが売っているレベルなのでむしろ常温保存でもいいかも。)

× じゃがいも(カレーを冷凍すると、美味しくない原因です。マッシュしたじゃがいもはOK)

× もやし (冷凍できるけど、くったくたになる)

× 豆腐 (ぼそぼそになります)

 

という感じでした。

冷蔵庫もきのこのように、切った野菜を入れたビニール袋をいくつか用意しておいて、

クリップをはずして、ポイポイ入れるだけにしておくと、とても便利です。

ご参考になれば幸いです★