水キムチをこしらえている話は以前ちらっと書きましたが、美味しく出来上がったので書いてみます。

今は、6月中旬。暑い日が続いていました。外気温は30度。外に出るには半袖で、ちょっと歩くと汗が出ます。

そんな中使ってみた水キムチ。

レシピはこちらを参考にしました。

絶品☆米のとぎ汁で水キムチ=ムルキムチ by はーさん愛ぼん

他のレシピを見ると、漬ける野菜を先に塩もみしていたので、塩をたっぷりかけて、水洗いし、よく水を切りました。

失敗ポイントとしては、汁を沸騰した後熱いまま野菜にかけないこと。40度(人間があったかいなーって感じるお風呂の温度)まで下げてから、野菜にかけます。そうしないと菌が死んでしまうらしいのと、野菜に火が通って歯ごたえが悪くなるらしい。

夏場は半日〜1日置くと発酵すると書いてありました。

冬場はもっとかかるらしい。

夕方に使って、夜食べてみると、何の変化もなくただの生の野菜って感じで、汁も旨味がなく味気ないイマイチな味でした。

さらに翌日の昼と夜に食べると、米のとぎ汁の味はするし、なぜか小松菜は苦い。

イマイチな味ではありましたが、夜には泡が出ていたので、発酵が進んでいることが確認できました。

そして、冷蔵庫へインして寝ました。

そして昼に食べると、うんま!!!

苦かった小松菜はシャキシャキしんなりして甘味があり、大根もぽりぽりと進む進む!

お酢を入れてないのに、酸っぱさを感じるのは乳酸菌のおかげかな?お酢を入れるレシピもありましたけど、入れない方がこの優しい酸味を堪能できます!

大根の甘酢漬けは甘酢を楽しむ味だったのに対し、この水キムチは素材の味を楽しめる感じがします。サラダ感覚で食べられるのが良いです。

そして、この汁を飲むことも奨励されているとか。むしろこの汁こそ美味いらしい。

飲んでみると、たしかに美味しい。程よい塩気と発酵したうまみ。野菜の甘さ。

菌の力ってすごい!!これを考えた人天才だわ。

ぬか漬けを考えてみたんだけど、糠を買う必要もあるし、混ぜたりカビを管理したりある程度面倒を見なくちゃいけない。私にとっては、ペットを飼うような覚悟が必要で、なかなか出来なかった。

この水キムチは、特別新しいものを買う必要が無い!米のとぎ汁を使うって、むしろ捨ててしまっていたものが有効活用されるなんて、マジで天才だわ!!

そして、工程もぬか漬けよりも楽チン。ぬか漬けは、どうも浸かりすぎてしまうのを防ぐために、ベストタイミングで取り出さなきゃいけないらしい。

そして、ぬか床の存在感…冷蔵庫での匂いが気になる人も多いらしく、そして場所をとるらしい。(今はパックタイプのも出てるらしいけど。)

ぬか漬けをしたことがないので、なんとも言えないけど、初心者向けじゃないな〜と思ってしまった。ハードルが高く感じた…。

一方、水キムチは、

・材料は家にあるものだけ!
(米のとぎ汁、塩、砂糖、生姜、野菜)

・米のとぎ汁が有効活用できる!

・匂いが少ない!

・ぬか漬けより乳酸菌が多い!

・浸けすぎることがない!

・汁も有効活用できる!(飲んだり、冷麺の汁にしたり)

・場所をとらない!

・生野菜で酵素も摂取!

 

こんなメリットがたくさん。

デメリットとしては、すぐには食べられない、くらいかな?

 

一汁一菜をやってる人にとっては、

ご飯を炊くついでに仕込みができて、

漬物を買う手間も省けますね。

水キムチがあれば、あとは味噌汁や豚汁、けんちん汁などを用意するだけで、立派なご飯です。

そして、今日のお昼はお魚デー。

デザートにはフルーツあんみつヨーグルトでまた乳酸菌摂取…お腹も快調です♪