最近、パン作りで使う調理器具を、取っ手のとれるフライパンから、取っ手のとれる鍋に変更しました。

ちなみに、こういうティファールのフライパン、鍋セットを使っています。

オーブン皿に早変わり!って書いていますので、オーブン対応です。

 

ル・クルーゼでもいいのですが、重たいのですよね・・・

だから、作り方に書いている手順ではできないのです。

理由は・・・キッチンスケールが振り切れてしまうから!!!

だから、軽いティファールを使うわけです。

 

洗い物が少ないし、水洗いでOK

洗い物は、鍋と木べらだけです。ちなみに木べらがなければ、ごはんしゃもじでいいです。

油も使わないので、木べら(またはしゃもじ)は、使った後ソッコー水洗いだけできれいになります。

鍋も油を使わないのとパンくずがつくくらいなので、水洗いできれいになります。

 

取っ手のとれるフライパンから取っ手のとれる鍋に変えた理由

まず、取っ手のとれるフライパンは、300gの小麦粉の量で作ると、

キッチンスケールが振り切れてしまうため、非常に作りづらかったです。

また、キッチンスケールが見づらいんですよね、フライパンだと。

こねる時に安定しにくく、場所もとるため、あまり好きではありませんでした。

鍋にしたメリットとしては、たくさんあります。

・場所をとらない

・キッチンスケールで図りやすい

・こねやすい、ボウル感覚で使える

・フライパンよりも熱が伝わりやすく、温度が発散しにくいので発酵温度が安定しやすいため発酵がうまくいく

・もし、発酵中に急用ができても冷蔵庫に入れられて低温発酵できるサイズ

・発酵して高さが出ても安心

・焼成する時にも、フライパンだと横に広がってしまう場合があるが、必ず縦に膨らむのでふんわり焼ける

・縦に膨らませたいパンを焼く場合にも型がいらない

・分割作業をせず、一つ大きなパンをまるっと焼けるので便利

という、鍋に変えるだけでこれだけのメリット・・・。

フライパンパンではなく、鍋パンがいいですね!

 

そうそう、もう一つ、イーストを3gから2gに減らしましたが、こちらも問題ありませんでした。

膨らみもよく、時間も1時間で倍に膨らんでくれます。鍋パンだから、熱の伝わりがいいのかもしれません!

 

洗い物2つ☆鍋パン☆

約2時間くらい

材料

・小麦粉  300g

・水    180g

・塩    3g

・イースト 2g

 

作り方

【ステップ1:材料を混ぜる】

1. 鍋をキッチンスケールに乗せて、水180gを入れる

2. コンロに鍋を移し、強火で10秒温め火を止める

3. 鍋をキッチンスケールへに乗せて、イースト2gを入れて、木べら(またはしゃもじ)で混ぜる

4. さらに、塩3gを入れて、混ぜる

5. 300gの小麦粉を入れて、粉っぽくなくなるまで混ぜ、ひとまとめにする(なめらかにならなくてもいいです)

6. コンロに鍋を移し、蓋をして、強火で5秒温め火を止める(鍋の中の温度を発酵しやすい温度にします)

木べら(またはしゃもじ)は、もう洗っちゃっていいです。

↑ここまで慣れたら5分〜10分くらい

 

【ステップ2:一次発酵】

7. 【一次発酵】60分くらい置きます。

2倍に膨らめば早めに次の工程へ。

膨らみが足らない場合は、再度強火で5秒温め火を止め、発酵時間を延長してください。

慎重派の人はフィンガーテストして、発酵が十分か調べてください。

 

【ステップ3:二次発酵】

8. コンロから鍋を下ろし、蓋をとり、清潔な手で鍋から生地を剥がすようにして集め、全体を丸く成形します。

9. コンロに鍋を移し、蓋をして、強火で5秒温め火を止める(鍋の中の温度を発酵しやすい温度にします)

10.【二次発酵】30分くらい置きます。1.5倍くらいに膨らめばOKです。

* 二次発酵中に、付け合せのスープを作ったり、グリルでチキンを焼いたりすると、その熱で発酵が進みます。

その時は、グリル排気口の上にパン生地の鍋を乗せておくと良いです。オーブンの発酵機能を使うより、エコですね。

 

【ステップ4:焼く・完成】

11.オーブンを230度に予熱し、230度で15分焼く。

12.焼けたら、魚焼きグリルのアミを取り出して、テーブルに乗せる。

13.オーブンを開け、ティファールの取っ手をつけて鍋ごと焼けたパンを取り出し、一旦ガスコンロの上に置く。

14.鍋からパンを菜箸で取り出し、12のアミの上に置き、粗熱をとる。両手で普通に持てるくらいに冷ます。

15.普通の包丁で小刻みに動かしながらスライスする。

 

冷蔵庫での低温発酵の場合

5までできたら、蓋をして冷蔵庫へイン。ティファールならシール蓋が乾燥しなくていいですね。

最低8時間くらいたったら、8からスタートします。鍋が冷え切っていると思いますので、

9の温める時間を長めにしてください。

 

トーストする場合は魚焼きグリルが早いし美味しい!

トーストして食べる時、オーブンレンジでトーストして食べる人も多いかもしれません。

魚焼きグリルでトーストする方が早いし、たくさん焼けます。

そのままアミに乗せるのではなく、アルミホイルをひいて乗せると、パンくずが落ちにくいので良いです。

ピザトーストにしたい時も、具材が下に落ちないのでいいですよ。

普通のトーストであれば、アルミホイルは、汚れなければパンくずをはたいて、何度か使っています。

油分やソースで汚れたら、必ず取り替えるようにしてください。発火するおそれがあります。

後は、焼き加減が難しく、焦がすという話を聞いたことがありますが、

トーストが焼ける匂いですぐ適正な焼き加減がわかります。

こんがりした匂いがしてきたら、すぐに開けることです。

両面焼く時は、表面は時間がかかりますが、裏面はあっという間に焼けますので、目を離さないようにしてくださいね。

できれば、トーストを焼く時はキッチンから離れず、

コーヒーを入れたり、スープを温めたり、目玉焼きを焼いたり、サラダを作ったりする時間に当てましょう。

トーストが出来上がるまで、そこまで時間はかかりません。

 

ぜひ、美味しいできたてパンがある生活を楽しんでくださいね。