2020/10/12見た夢
理由は忘れたけど、(このシーンの前にも夢を見ていたようだが忘れた)私は群馬県を抜けて、福島県郡山市まで来ていた。(群馬県にも郡山市にも行ったことはない。なんなら、郡山市が福島県にあるってのをさっきググって知ったくらいだ。群馬県はわかったけど群馬県を抜けて行くようなところに郡山市なんてあったか?と思ったらあった。)
別のもっと西の方に住んでいたのに、郡山市まで逃げてきたというか、新天地を探しているというか。
その郡山市で昼ごはんを食べようと、うどん屋さんか何かで、昼ごはんをとった。会計時に店主のお爺さんが怒りだした。理由は覚えていないし、私は混乱した。しかも、よくよく見ると、リアルの私の今でも大好きな死んだ親戚のお爺さんだったのだ。お爺さんの家には立派な柿の木があって、柿の木おじちゃんと親しみを込めて呼んでいた。戦争で軍のシェフをしていたのもあって、料理が素朴ながらとても美味しかった。いつも笑顔で迎え入れてくれて、いっぱいいっぱい遊んでくれた。とっても優しかった。だから、怒った顔を私は心底驚いた。
おじちゃんは、急に胸を押さえて苦しみ出し、そのまま床に倒れてしまった。しかし、そのまま帰らぬ人となった。
私は、夢の中でははじめて会ったのに、わんわんと声を出しながら大声で泣いた。胸が締め付けられる悲しみだった。
お爺さんには、身寄りがいなかった。奥さんも先立たれて(リアルでは奥さんが後に亡くなっている)、子供もいない(リアルにも子供はいない)。
私は、柿の木おじちゃんが放っておけなくて、おじちゃんの遺品の整理や店じまいの整理を手伝った。葬儀は業者がやってくれた。
私は何人かと郡山市に来ていたようで、みんなで遺品整理を手伝った。みんな柿の木おじちゃんを知っている両親、女性たちだった。女性たちはリアルでは知らない人だった。
まず、店の整理からだが、片付くなら好きにしていい、持っていったり食べたりしてもいいと、この建物のオーナーに言われたので、とりあえず、ご飯を炊いておにぎりを作った。片付けには腹ごしらえからだ。昼や夜にもつまめるように人数もたくさんなのでおにぎりもたくさん作った。
不恰好なおにぎりができた。サランラップでくるんだ。
保存が効きそうなものは郡山市から次の場所へ行く旅路の食糧にしようと思った。
厨房はぐるりと四方に棚やシンクがある作りだった。
一番下の引き出しを見ると、なぜか大量のメイク道具が置いてあった。しかも全て新品だった。なんとなく、私のために用意されたものだというのがわかった。私の連れの女性たちは大喜びだった。私は彼女たちに、好きなの持っていっていいよと伝えた。
そういえば、柿の木おじちゃんは、女の子の私にいつも女の子が喜びそうなものを買って用意してくれてたのを思い出した。
おじちゃんが亡くなって10年以上経つ。
私がここに来るのを毎年プレゼントを用意して待っていてくれたのかな。久々に会えたけど、怒って死んじゃうなんて悲しすぎる。今度またゆっくり話したい。