2020年8月24日 今日見た夢。
旅行に行った時、マッサージを受けていると、向こうから団体旅行に参加していない、友人が笑顔でこちらを見ていた。
えーっ!!だったらこのツアーに参加すればいいじゃん!と私は内心思いながら、
羨ましそうにこちらを見る友人をどうするか考えながら、マッサージを受けていた。
別の夢。
宿に着いた。風情のある苔むした庭と石の鹿威しなどがある、
手入れが行き届いているけど、自然体を保たれた盛衰を感じる庭だった。
年老いた父と母とでこの宿に来ていた。(実際の父と母の感じではない)
父と母の部屋、その隣にふすま一枚隔てて私のふとんをひいた。
父と母の部屋はミニチュアの神社(神棚ではなくて、仏壇のような神社のミニチュア)があって、小さな賽銭箱があったので、私は200円入れた。
寝る時間になると、なぜか母から200円を賽銭箱から返されて、私は寝床についた。
翌日、父は体調が悪かったので、休むことにした。
この宿は変わっていて、薪を拾って自分で火をおこすなどをしなければならない宿だった。
父親は、体調が悪いのに、薪を拾いに出かけようとした。
父は昔は薪の生活をしていて、その薪を拾うのが彼の役目だったらしい。
彼のかつての責任感がそうさせたのだろう。
私は、それを止めようとしたが、父親は、家族に寒い思いをして欲しくないといって、聞かなかった。
そこで、私は、「おっとさんと一緒にいたいから、外に行って欲しくない。家にいて欲しい。」と子どものように訴えた。
そうしたら、父親は、私に従った。私は、今にも倒れそうな父親を全身で受け止めた。
灰色にこまかな模様のある甚平を着た父は、ふとんに横になり、膝を曲げて体を丸くして右を向いた。
父は、父は・・・こんなに小柄だっただろうか?
私の中の父の存在が、いかに大きかったかということを気づかせた。
私は、父に布団をかけながら、できるだけ明るく言った。
「おっとさんは、私が体調悪い時に、無理して学校いけなんて言ったことないよ。」
私は、無邪気を装って、その背中側に、寝転んで、父の背中に手と自分の額を当てた。
父の背中は、とても温かだったが、小さく弱った背中がとてもとても悲しかった。
そうだ、父は今83歳で、膵臓がんだった。宣告された余命はとっくに過ぎていて、3年がたっていた。
私は、どれだけ父を尊敬しているか、父親が自分にとってどれだけ素晴らしい人か、偉大な人か、
他の人と違う、かけがえのない人だということを訴えた。
私は泣いていたが、背中から顔をあげず、泣き顔を見られたくなかった。
ただただ、父は黙って聞いていた。
という夢でした。
リアルの父が昔、薪を拾っていたのかは知りませんが、
最後は、迫真な感じで、リアルの父とも重ねていました。
親子愛というか、自分の気持ちを伝えられたことが自分にとっても大きな愛情を感じる夢でした。
失いたくないという気持ちと、伝えたいことは生きているうちに伝えるようにという感じだった。
こういう夢を見ると、親が心配になりますね・・・人間ドック、ちゃんと行っているかしら。
実際の父は健康で健在なので、夢で主人公である私が伝えたことを同じように伝えたいですね。