2020年X月X日
以前見た印象的な夢を思い出したので、書いてみる。
私は夢の中で夜の街中を走っていた。
チェーン店が並ぶような幹線道路の道で、少し雨が降って、路面が濡れている。
高架になっている(下には線路か、道が走っている)登り坂を車で走っていると、
突然、ハンドル操作を誤り左のガードレールに激突。
意識を失った。
私は、狭い空間に、ベッドに横になっていたが、
目を覚ました瞬間、ガバッと起き上がった。
救急車ではなく、ワゴン車のような空間だった。
周りには救助隊員は居らず、
私は自分がどこにいるのかわからなかった。
フリースの毛布が私にかけられていた。
窓からは、小雨が降っているのがわかる。
事故したけど生きててよかった、と思っていると、
私の右側に、男の子が一人黙って立っているのに気付いた。
男の子は全体的に灰色がかっていて、姿や顔がよく見えない。
男の子は話さずに、私にこう伝えた。
君はもう、死んでいるよ。
私は、この男の子を車でひいて殺してしまったのかと思った。
男の子はそれに対しては何も私には答えなかった。
男の子がどこかに行こうと身を翻した。
私が行末を目で追った瞬間、場所が変わった。
絶対この世ではない場所。
一面金色の建物。真鍮で作られたような美術館の館内のような、高級なホテルのロビーのような、国立図書館のような雰囲気の回廊だった。
私は歩いているのではなく、浮いているような、
何かに乗せられている感じがした。
さっきのベッドごと浮いて移動しているのか、
よくわからなかったが、スーッとその真鍮を凝視する間もなく回廊を進んで行った。
私の右隣には、先程の男の子がいて、一緒に進んでいた。
回廊にある、空港のラウンジにあるような大きな窓からは、建物一つ見えない。地面もない。空もない。
ただ金色の世界が広がるだけの空間だった。
私には理解できない真鍮の部品のようなものが、
空間に浮き上がっていて、それは奇妙な景色だった。
その真鍮がなんなのか気になって、凝視しようとしても、
形が霞んだり、歪んだりして、形が掴めない。
そう、存在の認識はできるけど、形を掴むことができない存在だった。
回廊の終わりに来た。
男の子が扉を開けると、私は浮いていたはずの自分の身体がその扉へ真っ逆さまに落ちていくのがわかった。
背中を下にして、顔を見上げると、
そこには時計のような大きな輪があり、
巨大な目がこちらを見ていた。
イメージとしては、フリーメイソンのマークのような目、その周りに、歯車のような丸い模様が書かれている。
私は目に凝視されながら、落ちてゆく。
先ほどの真鍮のような空間で、周りは眩い光に包まれている。
ものすごいスピードで落ちていくのに、
目の大きさは変わらない。それほど大きな目だ。
太陽よりも大きい。
この目からは逃れられない。
私の人生や心の全て、魂の全てを知っている。
死ぬと、人生の精算として、この目と対話するんだな。
さらに落下の加速がついて、底知れぬこの空間に恐怖を感じ始め、私は飛び起きた。
夢かー…。
本当に死んだのかと思った。
仮死体験みたいだったなー。と思いつつ。
こういう夢を見ると、死後の世界とかあるのかなと思ってしまう。
男の子は案内人だったのかな。
あの目と対話するんだったら、
自信持って対話できるように、
今の人生を最大限生きなければと思ったなぁ。
あの目は自分で、自己評価のことかなぁ。
落ちてるってことは、自己評価低いってことかな。
今週のしいたけうらないが、自己評価高めに!って書いてあったから、自己評価をどれだけ上げられるかなのかもしれない。
自分を誇りに思える人生を歩んできたか。
それがあの夢の伝えたかったことかも。
イメージ伝えるために、ブログ書く時画像を探すんだけど、
フリーメイソンの資料を初めて見たんだが、
夢のイメージとすごく似てる。