鬼滅の刃〜無限列車編〜を見てきました。

以降ネタバレ含みます。

 

全体の感想

感想としては、めっちゃ面白い!!

実は、鬼滅の刃をリアルタイムで読んで、最終話まで読み終わっているのですが、

中盤の、7巻 – 16巻を読み飛ばしているのです。

なので、煉獄杏寿郎が死ぬのは知っていましたが、

どんな死に様なのかはあまり知りませんでした。

(煉獄杏寿郎が、竈門炭治郎の心の支えになっているのはよくよくわかるので、かなり影響を与えたのは推察できました。)

その煉獄杏寿郎が死ぬまでのストーリーなのですが、

後半は煉獄杏寿郎や竈門炭治郎の過去や思いが描かれて、

泣きっぱなしでした。

そして後半煉獄杏寿郎が死ぬシーンで、竈門炭治郎が「上弦の参」猗窩座(アカザ)に向けて叫ぶシーンも・・・

泣ける!!さすが花江夏樹!!!演技力半端ない。

その後の伊之助が炭治郎に向けた言葉もマジで声優すげぇと後から思った。

猗窩座の声優石田彰だし、最高だよ。

とにかく煉獄杏寿郎カッコいい。

 

葬式さながらの雰囲気で各所からすすり泣き

見終わった後のエンドロールでは、煉獄杏寿郎のお通夜か葬式かの参列者みたいな気分になっちゃって、

あれ?私が払ったあのお金(映画のチケット代)は、もしかしてお香典だったのかな?

あれ?その後入場の際に配っていたあの入場者特典と思っていた冊子は、香典返しだったのかな?と思いながら、

各所ですすり泣きが聞こえる映画館で、思う私なのであった。(もちろん、私もすすり泣きしている参列者のひとり)

煉獄杏寿郎がひたすらカッコいい映画であった。なんとなく、あの映画のフィーバーぶりを見ると、

煉獄杏寿郎が主人公と思われていないか不安でもある。(なんとなく戦隊モノのレッド的存在)

その主人公格がメインで出てきたと思ったらたった2巻の間に死ぬストーリーなのだから、まぁ鬼滅の刃のワニ先生は容赦ない。

とにかく、自分をしっかり保てるくらいのときに見に行ったほうがいい。(言い過ぎ?)

映画を見ると、すごく落ち込むし、どっと疲れる。まるで現実にあったことのように。

だから、映画から帰ってくると、すぐに寝てしまう。調べてみたら、HSPじゃないか?って懸念が生まれた。

ガサツなので、それは無いと思うが、意外と当てはまっていた。

 

「下弦の壱」眠り鬼・魘夢の見せた夢の仕組みが興味深い

私がこの映画でもう一つ見どころだったのは、魘夢が見せた夢の仕組み。

私は夢をたくさん見るが、面白い発想がいっぱいあったので、ワクワクした。

夢の外に無意識領域がある

まず、夢は見ているその人を中心に円の世界になっているので、夢の世界の端っこがある。

その端っこから出ると、無意識領域に入るっていう。

これを確かめるすべは自分にはない。(自分を中心として夢が広がっているのなら、自分が夢の端っこには行けないはず)

でもすごく面白くてエキサイティングな考え方だ。

その無意識領域の中に、精神の核があるっていう。その核を破壊すると、廃人になるという。

めっちゃ面白い〜。

しかも、無意識領域を可視化したのがめっちゃ面白い。それぞれの特徴がよくわかる映像!

私の無意識領域を可視化したらどんなのだろう〜!

夢の中で自分を殺して夢から覚める

後、夢から覚めるには、自分を殺さなくちゃいけないってのにもすごく過酷だけど、面白い設定。

自分も夢から覚めれないことがあるから、自分を殺してみようかな・・・

死んだことあるけど、死んだ後の世界に行ってしまったから、場合によっては、夢から覚めれないかも。

自分で自分を殺す必要があるのかも。誰かに殺されるか事故で死んだことしかない。

 

夢を題材にした作品はたくさんあるから、他にも見てみようかな〜。何かヒントがあるかも・・・。