パン作りには失敗もつきものです。一次発酵を忘れてしまい、3〜4時間たってしまった経験はありませんか?

そんな過発酵したパンは、食べられないかもしれませんが、実はアルコールのような味がするのです。

この記事では、過発酵したパンがなぜアルコールのような味がするのか、そしてどうやって食べるかを紹介します。

過発酵したパンの味は、アルコール?!

過発酵したパンを食べると、アルコールのような味がすることがあります。

しかし、実際にアルコールが含まれているわけではありません。その味の正体は、イーストの香りだとされています。

イーストはアルコールの発酵と同じ仕組みを使った発酵なので、パンからはアルコールの匂いではなく、ビールの麦芽に似た匂いがするのです。

ビールの匂い=アルコールというイメージがあるため、アルコールのような味に感じるのかもしれません。

ただし、この味は好みが分かれるところです。

過発酵したパンは、ピザやトーストにするのがおすすめ!

過発酵したパンは、そのまま食べると食感や味が悪くなってしまうかもしれませんが、ピザやトーストにすると美味しく食べることができます。

1.焼く前なら:ピザにする

過発酵したパン生地は、ピザ生地として使うことができます。

生地を薄く伸ばし、トッピングをしてオーブンで焼けば、手軽に美味しいピザが楽しめます。

ピザの具材としては、ケチャップやにんにく、クレイジーソルトなどのハーブ塩、ピーマン、ハムまたはツナ、マヨネーズ、チーズなどがおすすめです。また、玉ねぎや鶏肉のクリームソース、チーズを使ったピザも美味しいです。

2.焼いた後なら:トーストして食べる

焼いてしまった場合は、トーストにして食べるのがおすすめです。

パンの香ばしい香りが引き立ち、何もつけなくても美味しくいただけます。

ただし、アルコールのような味に敏感な方は、バターやジャムをつけて食べることをおすすめします。

また、過発酵したパンは、気泡が大きくなるため、トーストするとサクサク感が増して、逆に美味しくなることもあります。

過発酵したパンを使ったお惣菜パン

過発酵したパンを使って、お惣菜パンを作るのもおすすめです。適当な大きさにカットしたパンに、トマトやチーズ、ハムやツナなど好きな具材を挟んで、トースターで焼いたり、フライパンで焼いたりすると、手軽に美味しいお惣菜パンができます。

また、過発酵したパンは、ハンバーガーバンズとしても使えるので、自家製ハンバーガーを作るのも良いですね。

【まとめ】過発酵したパン、捨てるのはもったいない!

過発酵したパンは、食べられないかもしれませんが、捨てるのはもったいないです。

ピザやトーストにして、美味しく食べたり、お惣菜パンにしたりと、アレンジ次第で楽しめる食材です。

ただし、アルコールのような味に敏感な方は、バターやジャムをつけて食べることをおすすめします。

過発酵したパンを上手に利用して、美味しい食事を楽しんでください!