2020/10/09見た夢
おっちょこちょいな母親がいた。立体駐車用の回転盤がトラック用なのかとても大きいものが設置されていた。
この母親の運転する軽自動車に乗ろうとしたら、
回転盤の上にうっかり母親は軽自動車で乗ってしまい、
運悪く動き出してしまった。
端っこに乗ったものだから、まるでメリーゴーランドのように、
ぐるぐると私の前を通り過ぎたり遠ざかったりした。
私は自分の子供では無い2人の子供と一緒にいた。
男の子と女の子だ。
どちらも自分の両親と喧嘩しているのか嫌いなのか、親と一緒に居たがらなかった。
私は、女の子が楽しみにしていた体育館で行われた蚤の市に行って買い物を楽しんだ。そのあと、東急ハンズのようなお店に行って、男の子の趣味である家庭菜園に必要なものを買った。
男の子はピーマンを育てたいらしく、ピーマンの種を買っていた。
苗からじゃなくて、種からやりたいらしい。
しかし、買っていたのはピーマンの種とは似ても似つかぬものだった。
ピーマンの種だという木箱には白い花弁で黄色のおしべがついた小さな花がたくさん入っていた。それはピーマンの花だった。
夢で見た時は何の違和感も無かったが、この世界では花が種の役割をしているらしい。
男の子は、私に、家のプランターに、どれくらいの種(という名の花)が必要か考えていた。
家の家庭菜園用のプランターの準備も私は一緒にしたらしく、プランターの形や大きさも容易に思い出すことができた。
真っ白の四角いプランターだ。
男の子は、必要な数だけ手のひらに花をわしつかみ、そっと不要な分の花をいくつか箱に戻すと、私に「これで足りるかな?」笑顔を向けた。
私がうなずくと、レジへと急いで行って、お会計していた。
男の子は自分のお小遣いから、買っていた。自分の趣味は自分のお金でやりたいらしい。
この男の子と女の子が、親を嫌うのは、二人に無関心だからだった。二人は、自分たちの好きなものを共有したがっていた。親と一緒に家庭菜園や買い物をしたがっていた。いろんなことを親としたがっていたが、親は親でどう接すればいいか困っていた。話しかけても、子供たちにそっぽをむかれてしまう。流行りの戦隊モノのおもちゃなど、モノで親はつろうとするが、男の子にとって、魅力的なものではなかった。彼が欲しかったのは、新しいシャベルや長靴だった。子供たちは、理解されてないという悲しみを深めるばかりだった。