ある、晴れた午後で、なぜか元住んでいた実家のマンションの駐車場の前の道で、
車を停めた。なぜかこんな道の真ん中でお昼ごはんを食べることになった。
車の後部座席で、豪華な創作お寿司のパックをあけて、
きれいに盛り付けをして、いざ食べようと思っていると、
助手席に座った母親が、振り向いて私に、
「こうしなさい、ああしなさい」とおせっかいな小言を言った。
私は内容がよくわからなかったけど、私が悪いように言われたと思い、
(なんとなく思考が幼少期な感じがした。私は、10歳未満な感じ。)
目の前の美味しそうなお寿司が一気に腹立たしいものに思えてきた。
お寿司の盛り付けに対して、文句を言われたんだと思う。
すっごく腹が立って、お寿司をひっくり返そうとした。
ひっくり返したかどうかはあまりの怒りでわからなかったけど、
とにかく腹が立って、腹が立って、書いている今でも、感情が蘇ってくる。
別に鮨の盛り付け方にケチつけられたからって、
なんでそんなに腹を立てるのかわからんけど。
自分が満足しているのに、言われるのが嫌なんだろうな。